1か月半ぶりの更新になると思いますが、実は8月15日から入院して9月17日に退院してきました。
でもまだ完治したわけではなく療養中ですが、最初はこんなに長い入院になるとは思いませんでした。
8月9日の早朝目が覚めたら腰が痛くて動けない、一体何が起きたのかパニック状態でした。
動くと激痛が走りどうすることも出来なくて、娘に電話しようかとあまり早く起こすのも悪いので8時過ぎるまで待ってました。
少々のことでは起きないので3回目にやっと出てくれて事情を話すとその日は仕事だったので、ルネのご飯だけ用意してほしいと頼んだらヤギミルクは飲ませてくれてフードはふやかすのに時間がかかるから柔らかくなるのを待って、痛みをこらえてゆっくり起き上がりルネにご飯を食べさせました。
ちゃんと座ることも出来ないしルネも支えてあげないと立つことが出来ないからおむつを替えるのも一苦労でした。
トイレははって行きトイレの前で立つのが大変でドアと横の壁につかまって何とか立ち上がって中に入りましたが、毎回行って戻ってくると100mを全速力で走ったように疲れます。
娘が仕事から帰って来てこの日からルネは娘がお世話してくれることになりました。
あまり腰痛の経験がないからわからないけど、ぎっくり腰もすごく痛いと聞いたからもしかしたらそうなのかもと思ったりしたけどそうなら少しずつ良くなるはずがますます痛みが酷くなってきたので、13日に救急車を呼んでもらって大学病院に連れていってもらおうと思ったらベッドに空きがないので入院は出来ませんと言われました。
なので救急隊の方が近くの整形外科に電話をかけてOKの返事をもらえたので連れていってもらったけど、熱があったのでコロナの疑いもあるから救急車の中で検査をして陰性だということがわかったら病院のストレッチャーに移してもらって問診を受けてからレントゲンとCTを撮ってもらったけど、レントゲン硬い台の上寝かされて数分じっとしなければいけないのが苦痛でした。
検査結果は骨折してるかはMRIでないとわからないのでこの日は土曜日だったからまた平日に来てくださいと言われて帰されました。
行きは救急車で寝た状態で行けたから良かったけど、帰りはタクシーだったから座るのも苦痛で鞄を枕代わりにして横になってました。
降りてから左足は大丈夫だけど右足は腰から足首まで痛くてマンションのエレベーターの前までと玄関ドアの前まで娘に縋り付いて歩いたけど限界でした。
こんな痛い思いをするなら月曜日まで待って行けばよかったと後悔しました。
そして15日誰もいないので自分で119番して今の状態を説明して救急車をお願いしました。
救急車に乗せられて先ずは大学病院に連絡してもらったけどやはり応対は前回と同じだったので、土曜日に行った病院に確認をとってもらったら大丈夫ということでお願いしました。
病院に着いたらまだ熱があったのでまたコロナの検査をしましたが土曜日に検査をして陰性だった記録があるのでこの日は待たずに病院へ入れてもらえました。
土曜日にレントゲンとCTは撮ってるのでこの日はMRIだけでしたが、20分ほど動いてはいけないしずっと同じ姿勢でいるのは右足が痛くて大変でした。
検査の結果は骨折ではなく椎間板ヘルニアでしたが、入院ということになったので血液検査と尿検査し病室に運ばれましたが、主治医から「後で娘さんに電話をしてこちらへ来てもらって詳しい病状をお話します。」と言われました。
先生の話を聞いたあと娘からLINEで尿路感染症にもなってると書いてあったので、熱はそれが原因だとわかりました。
入院の次の日から理学療法士の方が来られて毎日リハビリしていただきましたが、最初のころは立つことも出来ないので歩けるようになった時のために筋肉が硬くならないようにマッサージや痛くない程度に動かしてくれました。
23日に最初のブロック注射をしたけどあまり効果がなかったので、25日に神経根ブロックという注射をしたけどうつ伏せにならないといけないと言われたけどこの時は自分でうつ伏せなんて出来ないから先生3人がかりでうつ伏せにしてもらいました。
でもうつ伏せは痛い右足がさらに痛くて辛くて涙が出てきましたが、先生に「痛いだろうけど5分ほど頑張って!」と言われたのでこれで痛みが無くなるならと必死で我慢しました。
注射も前回とは違って電流が痛い右足に流れてさらに痛くて涙が止まりませんでした。
30分は絶対に安静と言われて病室に戻って30分以上経ってから先生が来られて歩行器で歩いてみようかと言われたけどまだ足首のあたりが痛くて歩けませんでした。
ただ痛みの個所は減って痛くて伸ばせなかった右足が真っ直ぐ伸ばせるようになったので、少しは効果があったようです。
そして31日にまた先生が病室へ来てもう1回神経根ブロックしてみないかと言われて、あの痛さにまた耐えられるかなと躊躇したけどしてみることにしました。
うつ伏せは前よりも痛みがましになってるから我慢できる痛さでしたが、注射は何度やっても痛さは変わりません。
前回の時と同じように30分後に先生が来られて歩行器で歩いてみたら右足首の痛みが消えて歩けたのです。
もしかしてこれで歩けるようになるのかと喜んだのもつかの間、夜にはまた足首というかくるぶしが痛くなって歩けなくなりました。
こういうこともよくあるそうですが、いったいいつになったら歩けるようになるのか不安だらけでした。
その間もリハビリは続いてたし、神経に効くというお薬を2種類出してもらってそれが効いてきたのか少しずつ痛みがましになってきましたが、日によって痛みが強くなったり弱くなったりを繰り返してました。
そしてくるぶしの痛みが和らいだのが9月11日でしたが、まだそのちょっと下の痛みが残ってたけど歩いても痛みはそれほど感じない場所なので歩行器で普通に歩けるようになりました。
日曜日はリハビリお休みだったので12日にその様子を見た理学療法士さんがびっくりされてその日から本格的に杖を使って歩く練習が始まりました。
杖は痛い足の逆の手で持たないといけないので私の場合は左手で持たなければいけません。
でも左手首は関節リウマチの痛みが一番強いところなので歩いてるうちにだんだん痛くなってきました。
最初は杖の使い方にも慣れてないからどこに力を入れていいのかもわからないけど、段々とコツを覚えて痛みを最小限に抑えて歩けるようになりました。
そして14日の夕方に先生が病室に来られて「どれだけ歩けるようになったか見るので何も持たないで歩いてみましょう。」と言われてゆっくりだけど少し歩いてまた病室まで戻ってきたら「これだけ歩けたら大丈夫なので、土曜日に退院しましょうか?」と突然言われて急きょ退院が決まったのです。
次の日に急に退院が決まったから理学療法士さんもびっくりしてましたが、午前と午後2回来てくれて杖を完全に使いこなせるように2日間たくさん歩いて、他には階段の上り下りのや床に座ったり立ち上がったりなにも持たずに歩く連絡もしてきました。
またなる可能性があるので腰を曲げる前屈姿勢と腰をひねるのは絶対にしないように、そして座ってる時も立ってる時も背筋を伸ばすようにこの3つは絶対に守ってくださいと何度も言われました。
あとは転ばないように足元に注意して特に段差のある場所ではつまずかないようにゆっくり歩いてくださいとのことでした。
17日の退院の日は娘が迎えに来てくれて急だったのでまだ杖がないので傘を杖代わりにしようと娘に持ってきてもらってましたが、これでもあるのと無いのとでは全然違って楽に歩くことが出来て無事に家まで帰ってくることが出来ました。
一時はもう歩くことが出来ないのじゃないかと落ち込みましたが、先生が時間がかかるかも知れないけどこの病気は絶対に治るから諦めないようにと言われたのでその言葉を信じてリハビリ頑張りました。
注射やお薬ももちろん効果があったけど、リハビリしていただいた理学療法士さんには本当に感謝してます。
動けない時から色々指導していただき最初は車椅子の乗り方そしてそこから立ち上がる練習、この時は右足全体が痛いときだったので一番辛かった時期でした。
痛くて出来ないときは絶対に無理強いしないで私のペースに合わせて指導していただき、やっとここまで歩けるようになって本当にありがとうございました。
先ずネットで杖を注文しましたが連休明けでないと届かないので、杖が届いたらリハビリの為に雨の日以外は毎日散歩に行こうと思います。
娘に「ママは何もしなくていいから自分のことだけに専念してね。」と言われてるので焦らずゆっくり療養生活を頑張ります!
そして入院中も気になってたルネのことですが、娘がお世話してくれて食欲もあって落ち着いてるということだったので安心しました。
今ルネが体調を崩したらどうしようとそればかり考えてましたが、ルネは良い子でママが帰ってくるのを待っててくれたみたいです。
今回は写真がありませんが、数日後にママが入院中のルネの様子を娘が写真を撮ってくれてるのでアップしたいと思います。
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